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 豪快と繊細の狭間から生まれる漆喰 -漆喰工場見学- 

 4.左官道具・鏝


「鏝」の名称は、「小手」が由来と言われている。
漆喰が作られる以前、木造建築の壁は土壁で、ボール状にした壁土を下地に打ち付けて、
掌や木で平たく均す方法だった。
しかし、漆喰が大陸から伝わり、土壁より平滑な面をもった壁が求められるようになるに従い、
「鏝」という道具が生まれたのではないかと言われているそうだ。

最近では、100円ショップにさえ置いてある鏝をはじめとする大工道具。
だが、道具はなんでもそうだが、モノの値段はピンからキリまで。
ある左官職人は、
「給料が500円の時代に2500円の鏝を買ったんだ。どうしても欲しくてね。」と言う。
「この鏝は、ひとつ○万円するんだ。特注だから。」
そんな職人さんの話もよく聞く。
鏝の形、重心の位置、焼入れの硬さなど、自分に合った特注品を注文する職人もいれば、
使いやすいように自分で加工してしまう職人もいる。
手作業が全て、と言われる左官仕事では、たとえどんな熟練者であっても、
手の延長・体の一部分となる道具に恵まれなければ進まない。
切る、削る、打つなど複数の工程を要する大工仕事などに比べ、
左官仕事は『鏝で塗る』という1アクションのみなのである。
ましてや、一度塗ってしまった壁はやり直しがきかないのだから、
職人さんたちの鏝への想いは推して測るべし、だ。


村樫さんの道具箱を見せてもらった。
車のトランクに積まれた道具箱には、様々な種類の鏝がぎっしり。
「いやぁ、こんなの恥ずかしくてお見せできないですよ・・・」
と、照れる村樫さんを押しのけ、強引に見せてもらう。

鏝の握りの部分は木製なので、使い込むうちに手に馴染むように磨り減る。
と同時に、握りダコができるという。
「もうなくなっちゃったけどね、この辺にね・・・」
村樫さんはそう言って、右手を広げて見せてくれた。

 
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