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すまいと 建築家ポートフォリオ 建築家自己紹介&住まいの作品集

建築家探しのポイントは、「できれば近いライフスタイルを持つ人をお薦めします。」
『建築家との出会い方』(著・中原洋)より)
 
守谷 昌紀(1970年生)
一級建築士事務所アトリエm
守谷昌紀/一級建築士事務所アトリエm
 住所 〒547-0033 大阪府大阪市平野区平野西5-6-24
 TEL 06-6703-0181
 FAX 050-7103-3717
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Shabby House
−時が経つほど愛しくなる、古着のような家−

「shabby」を辞書で調べると、「着古した」とか「ぼろぼろの」とある。

クライアントはこの言葉をインテリア用語として見かけたそうだ。「良いものを長く使い、自然に古びて行く物の美しさ、心地よさ」とでも言えば良いだろうか。今回のプロジェクト名となった。
東からの夕景
[ 東からの夕景 ]

2階LDKを東から見る
[ 2階LDKを東から見る ]

  敷地は閑静な住宅街にあり、東西に長く東で接道している。23坪の敷地は、隣地が旗竿敷地で、南が開かれている。その恵まれた環境を活かす為、中央部にくびれのような光庭をとった。目線は遮るが、光は取込めるようにルーバーも備え、羽根には50度の角度をつけた。

2階のLDKを中心に、3階に浴室や個室。1階は来客用の空間となっている。

外観は焦げ茶の素焼きレンガで、外構、エントランストにもレンガが使われている。家具やフローリングも使えば使う程味がでるものが選ばれた。
夫妻は友人とワイワイと食事するのが楽しみで、プライベートな部分よりも、人を迎える空間にこだわる。  
2階ダイニング
[ 2階ダイニング ]

初めに上がったキーワードは「パリのアパルトマンと酒部屋のある家」。酒部屋は、造り酒屋を回るのが趣味というご主人の、唯一と言って良いリクエストだった。

僅か3畳の空間に、小さな床もしつらえ、壁は墨色とした。天井は葦簀に海老茶の塗装を施した。躙り口から入ると小縁があり、坊主畳が2枚ある。水屋、酒専用のクーラーも備え、大人がお酒をたしなむ小宇宙なのである。

2階酒部屋
[ 2階酒部屋 ]
玄関扉は南仏で100年は使われたであろう物を、クライアントがアンティークショップで購入した。分厚く塗られたペンキが、その年輪を感じさせる。ここがパリであっても何ら違和感のない、本物を目指した。

時が経つほど、愛情が増す、愛しくなる。例えるなら古着のような……そんな家を目指したのだ。

■詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.atelier-m.com/index.html

平面図
[ 平面図 ]
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DATA
◇地域 大阪府 ◇敷地面積 77.60平米 (23.47坪)
◇完成年 2011年 ◇建築面積 44.80平米(13.55坪)
◇設計 一級建築士事務所アトリエm 守谷昌紀 ◇延床面積 126.37平米(38.23坪)
◇施工 タカオカ建築株式会社 ◇建蔽率 57.74%
◇構造 鉄骨造 ◇容積率 162.85%
◇規模 地上3階 ◇撮影 平井美行

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