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建築家ポートフォリオ
建築家自己紹介&住まいの作品集
建築家探しのポイントは、「できれば近いライフスタイルを持つ人をお薦めします。」
(
『建築家との出会い方』(著・中原洋)
より)
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中名 太郎(1971年生)
+0 atelier(プラスゼロ アトリエ)
住所
〒616-8242 京都府京都市右京区鳴滝本町41
TEL
075-462-0785
FAX
075-463-9655
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自己紹介
住宅01
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住宅03
いれこ
2Fのデッキテラスから花火が見えます
建水(けんすい)ってご存じ?
茶道をたしなむ方ならもちろんご存じのことでしょう。
建水とはお点前の際に茶碗をすすいだ湯水なんかをすてる器のこと。
使った後の湯水を入れるためのものですから、まぁなんというか、
お点前の最中も客から一番遠い亭主の膝元にひっそり(?!)と置かれたりしています。
そんな建水ですが、なんとお茶碗をその建水に入れて亭主が登場するというお点前があります。
それが「入子点」(いれこだて)。
このときだけは建水もちょっと様子がかわります。
普段は金属製のものが多い建水ですが、入子点の際は曲物(まげもの)といって木製のものを使います。
入れたお茶碗に傷がついたら大変ですもんね。
また、これから使うお茶碗を入れるわけですから新しいものを使います。
新品で、木地の曲物の建水。
茶杓、茶筅なんかを仕組んだ茶碗をこれに入れてあらわれた亭主は、淡々とお点前を進めていきます。
そして終盤、亭主と一緒にあらわれたお道具はたいてい全部亭主と共にかえっていくのですが、
このお点前では茶碗や茶杓は全て棚の上にきれいに飾られ、いつまでも客の前に佇みます。
そして建水だけが亭主と共にひっそりとその場を去ってゆくのでした。
この建物を設計している時や竣工する時もこんなことを考えていました。
引き渡された新しい建物にお施主さんの想いや夢が家具と共に入ってゆく。
曲物の建水に入れられた素敵な茶碗のように。
そして建築はいつかその存在を消してゆく。
けれど飾られた茶碗のように、いつまでも新しい暮らしはその社会に佇み、存在してほしい。
夢や想いを入れられる曲物の建水。
この建物に「いれこ」と名前を付けてみました。
[ 外観 ]
[ リビングから階段へ ]
[ リビング ]
[ 2Fデッキテラス ]
DATA
◇地域
滋賀県
◇敷地面積
190.22
(57.54坪)
◇完成年
2011年6月
◇建築面積
65.45
(19.80坪)
◇設計
+0 atelier
◇延床面積
95.11
(28.77坪)
◇施工
株式会社丸屋建設
◇建蔽率
34.41%
◇構造
木造
◇容積率
50.00%
◇規模
地上2階・地下なし
◇撮影
平井美行
前の作品
© 2000-2012 ERI SOLUTION CO.,LTD.
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