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  各業界コラム
測量屋さんコラム
004 消えない恨み・・・四国での地獄
― 20年目の微笑み返し ―
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四国の豊かな町の出来事でした。
ご挨拶代わりの菓子折りを持って、依頼主と近隣の土地所有者へご挨拶に行った時のことでした。
依頼主が頭を下げ、
「この度測量作業をさせて頂き、 境界を確定させて頂きたくお願い並びにご挨拶に参りました。」
「何卒宜しくお願い致します」
それに対し、
「何しに来たんや。来るな言うたやろ。今忙しいんや見て判るやろ」
「何時でしたら宜しいでしょうか?」
「明日の朝3時」
このままでは話にならない。
依頼主とは別に、思い切って単独で再度自分がお願いすると、
「測量の仕事で来たあんたには悪いけど、今までの酷い経緯があるから、自分は協力できん。
自分は弟だから、兄が納得したのなら、私は従う。」
何とかなりそうだ。一抹の希望を見出し、少しホットしました。

いけいけで出店した大手関係社。
何時の間にか経済の縮小と共に、閉店しなければならなくなっていざ測量。
過去の怨念を背負います。背後霊のようなものです。
工事に伴う多大な迷惑。騒音・振動・営業妨害。
出店当時の店長(勝手きわまりない)に対する恨み・辛み。
ようやく境界の協議も終わり、
念のため境界標(コンクリ−ト杭等)設置承諾書に署名捺印まで頂いた上で、杭の埋設も終えました。
いざ本人の署名捺印をお願いしたところ、所有者は〔入院しているとしか言わなかったのに〕、本当は他界。
「相続人全員の同意が必要と言うのなら、何年かかるかわからんなあ。」
「死んでから20年近く経つとんやから、何時になったらまとまるのかそら判らんがな」
已む無く相続人の全員に連絡し、全ての承諾を取り付けました。
判らないでもありません。
恨み辛みは消えません。
そんな過去の話されても、今の担当者ましてや私は学生のころですヨ。
悲しい・悲しい4ヶ月が過ぎました。
全てが終わり、依頼主の担当者と入った四国温泉の暖かさ。
生涯忘れることは無いでしょう。
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