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002 郷に入らば、郷に従え。・・・関東関西における文化の違い ― 印鑑証明書 ―
関東と関西
古今東西歴史的また政治的背景により、同じ日本でありながら、関東と関西、生活・文化が異なります。
皆様もご存知のとおり、関東関西におけるソバつゆの違い、御節料理、餅の形の違い。
元関西人の私は、東京を出て新幹線米原駅で乗り換えたとき、
もれ聞こえる関西訛りの言葉に、田舎は近いぞ、とふと帰省の実感を感じるものです。
土地の測量に関しましても、関東と関西では大きく異なります。
関西代表大阪
隣接土地所有者に対し求める境界立会、境界標埋設。
ここまでは大きな差はありませんが、境界確認書交付時に、
印鑑証明書を添付するケ−スが多いようです。
大切な土地の境界線だからこそ、相互に印鑑証明書を添付するのだと思います。
■公共用地(道路・水路路)の境界確定をする場合
→町名境の場合は町内会長が境界立会に参加
■水路(現状は道路であっても)の場合
→水利組合長が境界立会いに参加
さらに立会いが終わると、確定図にも署名捺印していただかなければなりません。
開発行為においても、町内会長の同意が必要です。
変な町内会長が、利権を食い物にして大きな騒ぎがあったようです。
隣地同士の揉め事に、重鎮としての町内会長を置くことは、本当に良いことでしょうか?
関東代表東京
印鑑証明書を境界確認書に添付するのは例外であり、所有権者が立会い・確認する境界の確定に、町内会・水利組会など全く関係ありません。
ねずみを狭い空間に数多く飼うと、
1.弱い者いじめをするネズミ
2.ホモねずみ
3.自分で自分を傷つける異常ねずみ
4.自殺ねずみ
が出現します。
ねずみですらこのような行動を取ります。
人間の場合も同じです。
そこで霊長類の長である人類が考え出したのが、「マナ−」という概念だと思います。
車の運転風景を見れば良く判るのではないでしょうか。
車線変更時にウインカ−を点灯させて譲り合う精神。
京都・大阪は地獄ではないかと、思います。
ウインカ−すら出さずに車線変更していた名古屋。これは何でしょう?
困った様子の人に声をかけてあげる。人としての義理人情。
関西の方が優れているのではないか? とも思います。
住めば都。郷に入らば、郷に従え。
過去の賢者の言葉どおり。
土地の測量に於ける関東・関西の違い。
やはり文化の違いでしょうか?
印鑑証明書
本来境界線を相互に確認し、大切な土地の境界についての合意である以上、
相互に印鑑証明書を添付することは、良いことかと思います。
が、しかし登記申請等大切な自己の実印並びに印鑑証明書を
公共機関へ提出するのであれば納得できますが、
隣の人(特に売ってしまう人)に渡すのは普通の人は不安に思うと考えます。
境界の紛争になった場合にも、
印鑑証明書の添付があることと、本人が署名捺印した(認印)ものについては、大きな差異はありません。
ましてや、隣の人が土地を売却するために、
何で印鑑証明書まで提出しなければならないのか疑問に思い、
何か企んでいるのではないかと、疑惑へと変わってしまいます。
せっかく境界立会いまではスム−ズに終わっても、
「印鑑証明書添付」と言ったがために、こじれてしまうことも実際よくあります。
「印鑑証明書の添付」
これはあくまで
「人証の担保」(本人が確認した)にしか役に立ちません。
本人が立会い確認し、本人の署名捺印があれば、認め印で良いはずです。
取得する費用の問題もあります。
当然依頼主と菓子折り等持参の上、お願いいたしますが。
ただと言う訳にはいきません。
▲相互に印鑑証明書を添付するのであるから実費は相互に負担
ただ
▲▲実費は、やはりお願いする方にて負担
数百円
▲▲▲交通費手間賃込みで負担するのが相当
数千円
▲▲▲▲迷惑をかけるのだから、支払うのが相当
数万円
▲▲▲▲▲足元を見てぼったくり
数十万・数百万
不動産の表示に関する登記申請に於ける印鑑証明書
土地の地積更正登記
実際測量してみた場合、登記簿(明治時代からの遺物)と実際に面積が異なっている時に、
登記簿の面積を正しい面積に更正登記する場合に、(不動産登記法上の定めではなく)
実務上、隣接土地所有者と境界を確認した書面に、印鑑証明を添付しなければなりません。
「原則」であって「絶対」ではありません
から、間違えないようにしましょう。
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