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[No.33] 2000年6月〜 「父母の引越しの準備はすすんでいるのか?」 |
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さて、どうなることかと思った仮住まい問題、母の友達の持っているアパートを借りることができて一安心。 そうとなったら次は引越しの準備です。 引越し業者はじゃがばたホームの担当M田くんが何件か見積もりをとってくれたそうです。 引越しサービスだけではなく、レンタルスペースも一緒に貸してもらえるところに決めました。 よし、あとは引越しの準備をすすめるだけ! 週末、実家に行き引越しの手伝いをしました。 もうすっかり箱詰め作業が進んでいるかと思いきや・・・。
古いタッパーはかなりの数を捨てました。 でもね、なんでもかんでも捨てればスッキリ、っていうものでもないっていう気持ちも解リます。 愛着を持っているものって捨てられませんよね。 私:「えー、これ、まだ使ってるの?」
私が小さい時から台所にあった、炊飯釜。 私がこれでごはんを炊いた、ということはそんなになかったのですが、そんな私でもなんだか愛着を感じるものです。 その、ムダをいっさい省いたデザインもとても可愛らしい。 ごはんを食べることは、毎日のことだから、そして暮らしの基本だから、 郷愁の気持ちと結びつきやすいのかもしれません。 その形を見るだけで、おいしい湯気のにおいが漂ってきそうです。 そんな、かざりっけのない、働き者のガス炊飯釜。 いまだにキチンと働いて、おいしくごはんを炊いてくれるとなれば、捨てられない気持ちも当然ですよね……。 「いや、もう最近は点火がうまくできなくてね…。」
その後、私がつかっている"圧力炊き"の炊飯器で炊いたご飯を一度食べた母は、 速攻で新しい電気炊飯器に買い換えていました。
今、建て替えようとしている家は、わたしが2歳の時に建てたもので、 4畳半の広さのキッチンと6畳2間に4畳半、お風呂とトイレ、という間取りの平屋建てでした。 当時は窓も木枠のガラス窓だったなあ。冬はそうとう寒かっただろうなあ。 十数年後に2階を増築しました。そのときに窓はサッシに変りました。 でも、その時の施工って、そうとうテキトウだったと思うんですよね。 2階の廊下の窓は、最初から一番右側が開かなかったし、ベランダのドアは最初から鍵が閉まらなかった。
そんな家の思い出というと…。 心があったかーくなるような、古い家がなくなってしまって寂しい、というようなノスタルジックな気持ちになるような…。 そういった思いって…、ほとんどないんですよね。 結婚して家を出ているんで、そこに住んでいないってこともあるのかもしれませんけど、 「はやく壊して新しいのを建てようよ!」 っていうのが正直なところ。 だって、使いづらいし、快適じゃないし、外装なんて、トタンっぽい素材だし、 屋根の一部分にへんてこなデザインがされているし(多分大工さんが勝手にやった)。 ああー、今はっきり解りました。 私はこの家が好きじゃなかったんですね。 炊飯器よりも愛情をもたれていない家っていうのも…、どうかと思うけど。 でも、建て替え前の平屋は、そんなに嫌いじゃなかったです。 小さい時のほうが、幸せな思い出が多かったからかもしれません。 思い出してイラストにしてみました。 ![]() 長い間、あめつゆをしのいでくれて、暖かく寝かせてくれて、ありがとう、家。 |
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