第1章 業者決定まで 1999年4月〜
[No.30] 2000年4月 はじめてのおつかい〜渋谷に借金しに行く〜
・・・・はいっ!というわけで、いよいよここまできました。
住宅ローンの契約です。渋谷の第一勧銀(現みずほ銀行)にやってきました。
「大切な書類と小さな勇気を握り締め、いざ、はじめてのおつかいに出発です!!
♪だ〜れにも〜ナイショで〜♪」
(※「はじめてのおつかい」ナレーションの
近石真介さん 風
にお読みください)
というカンジでしょうか。
なにしろ、こんな経験はじめてですからね。どきどきです。
いきなり
大人に怒られたり
、
持ち物検査をされたり
するようなことはないんでしょうか。
銀行の入り口に番犬
でもいた日には、
それだけで泣き出しかねないブルつきよう。
「スーツを着ていったほうがいいかな」とダンナちゃんが言いましたが、
「いや、
お金を借りるんだから、
貧乏そうなかっこうで
行ったほうがいい」
と、そちらの方向でいくことにしました。
貧乏そうなかっこう、というのは、いつもの普段着のことですが。
ところで、住宅ローンって、住宅金融公庫(ってどこにあるか知らないんですけど)に行って、
契約するものとばかり思ってました。
銀行に契約窓口があるんですね。
住宅ローンの内容についても、すこしは勉強したつもりでしたが、いやあー、これがよく分らない。
そろえる書類も、書き込む書類もたくさんあって、内容を読み込むだけでも大変です。
とりあえず、住宅ローンの金利には大きく分けると3つくらい種類があって、
返済期間終了まで金利が変わらない
「固定金利型」にしとこう
、ということと、
返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があって、
一般的な
「元利均等返済」のほうにしとこう
、と、
この2点だけを押えておくことにしました。
でもいまだに「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つの区別がよくわかりません。
だいたい、表記がものすごく似ているのがわかりづらい。
“利”と“金”以外の文字は全部同じなんですから。
よく似た双子でもこれほどは似ていませんよ。
しかも、もし自分の希望しない方を間違って選んだら、
何十年にもわたって
「ああ、わたしが選んだのはもうひとりの方だったのに・・・」
と
悔やみ続けることになりかねません。
そこで分かりやすい判断のしかたを考えました。
元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定な
「元利均等返済」を
“こつこつ利(トシ)ちゃん”
返済額は初回が大きく、以後減っていく
「元金均等返済」を
“豪快金(キン)ちゃん”
とするのです。
(合計返済金額は金ちゃんのほうが少なく、お得です)
ほおら、もう間違わないですね。
話をローン契約に戻しますが、担当の方は初老のキチンとした方で、
いきなり怒られたりすることはありませんでした。
じゃがバタホーム営業担当のM田くんも同行してくれていて、
分らないことは彼に聞けばよかったので、助かりました。
でも、今期から申し込みの内容が、以前と変更になっている部分があり、
足りない書類があることがわかり、また後日に書類を提出することになりました。
あとは、審査結果を待つだけです。
たいてい一月くらいで返事が来るらしいのですが、この間はやっぱり不安ですねえー。
早く返事が来ないかな・・・。
これから何十年にもわたって、大変な額のお金を払っていくことになるわけです。
「ほんとに払えるのかな・・・?老後は・・・?」
なーんて、不安になってしまいますよね。
そういう方、きっと多いのではないでしょうか。
先のことなんか、わからないですもんね。
そこで、私が聞いた知人、Mさんの話をご紹介したいと思います。
Mさんは広告制作会社を経営していました。
時は80年代、バブル真っ盛りの頃ですわ。
今では信じられない「金余りニッポン」なんて言葉が飛び交っていた時です。
広告業界もまさにバブル天国。相当儲かっていたらしいです。
で、Mさんその勢いに乗って
都心に億ション
買いました。
(ローンで!)
で、おまけに
クルーザー
も買っちゃいました。
(ローンで!)
車も2台。
アウディーとジャガー
を買っちゃった。
(ローンで!)
す、すげえ!!
どうですか?
Mさんに比べたら、「私のローンなんて、ビビたるもんだ」と思えてきますよね。
ま、バブル崩壊後のMさんの話はあえてここでは書きませんが*、
そんな無鉄砲で豪快な男がいた
、ということだけで私はちょっぴり勇気づけられました。
こつこつやれば、大丈夫!がんばろう!
*Mさんは現在もお元気でお仕事をしていらっしゃいます。
(億ションもクルーザーも車も手放したそうですが)
「人間、どうにかなるから大丈夫」
「銭型金太郎(ビンボーさん紹介番組)が好き」
(Mさん談)だそうです。
次回は・・・「待てど暮らせどローンの認証が・・・来ない!」
です。
ではまた。
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