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2003年11月 「干物づくり」

 〜中継の巻〜 


9スタ3月『にぎりワークショップ』でお世話になった馬場の寿司職人、
あの、無口でシャイなノブ大将が、
ある日、私に言いました。

「いい気候だし、そろそろ、アジの干物をつくってみませんかネ?」

待ってましたよ、その言葉。
自分で干物がつくれるようになるなんて、うれしすぎるー!

朝食には、アジの開き。
これ、我が家の定番なんですよね。

ヽ(・∀・)ノ

ということで、前回同様、参加者を募ってみたら、
なんと、10代から40代までの、実に多彩なメンバーが集まりました。

それではみなさん、はりきっていきましょう。
くれぐれも、ムダ口は慎むように!
題して、
『帰ってきたノブ大将〜アジの開き、指南します!〜』

今回は『包丁』を使って、アジの干物づくりに挑戦です。


馬場の寿司職人
ノブさん
馬場の寿司職人 ノブさん 馬場の寿司職人 ノブさん





干物づくりには、澄みきった青空が似合いそうですが、

タープ

開始直前から、ぽつりぽつり雨が降りはじめたのでした。

本日の材料は、こちら。

本日の材料 マアジ

普段、口にするアジの干物にくらべて、ちょっと大きいような…。
脂ののったマアジを、
特別に、ノブさんが持ってきてくれました。

ノブ大将の助手・サツキさんが、お湯で岩塩をとかし、

ノブ大将の助手・サツキさん

開いたアジをつけこむための食塩水を、用意します。

室内に作業台を置いて、準備は万端。

準備は万端

参加者も、ちらほら集まってきました。


※編集注:文字色は、■ノブさん ■百合さん ■その他
頭をおさえて包丁を入れる
「まず、私がやるのを見てください」
「は〜い。だまって見てますー」
「頭をおさえて、腹びれの下あたりから
包丁を入れていきます」
内臓を出して開く
「続いて、内臓をとりだしたら、きゅっと開く」
「ふむふむ…」
きれいにする
「さらしを使って、エラや内臓をきれいにとってください。
これが残ってると、腐敗が進みますからネ」
「ん?もう終っちゃった。簡単そう」
「じゃ、みなさんもやってみてください」
参加者の手
参加者が、一斉にアジを開きはじめました。
普段、あまり料理をしないと言っていた人
普段、あまり料理をしないと言っていた人も、
左ききの人
左ききの人も、
魚を下ろせるようになりたいと思って参加した人
魚を下ろせるようになりたいと思って参加した人も
仲良く、同じまな板を使ってトライ
仲良く、同じまな板を使ってトライした人たちも
もくもくと
みんな、もくもくとアジを開いていきます。
理科の解剖実験?
これは…理科の解剖実験?
ちがうちがう、干物づくりだってば!



「開いたアジは、一度水で洗ってください。
特に、内臓とエラが残らないように」
一度水で洗う
「洗ったアジは、皮を上にして
ザルに並べて水をきります」
ザルに並べて水を切る
「その後、食塩水につけます。
この時は、身を上にしてくださいね」
食塩水につける
「ヒラメが泳いでいるような感じ。
のどかでいいやねぇ。
あ、しまった!
自分が開いたアジちゃん、
どれだかわかんなくなっちゃったよーん」
ヒラメが泳いでいるような感じ
「胸びれを取ったり、尾びれを折ったり…。
なんと、自分のアジに目印をつける参加者が、
続々登場!
(他人と目印が一緒だったら、意味ないけどね)」
「甘塩が好みの人は
10分くらいで引き上げてくださいネ」
自分のアジに目印をつける
「あとは、身を上にしてザルにあげ、冷風乾燥します。
アジの頭の方を、上にして並べてください。
天日で2、3時間干すと、ぐっとおいしくなりますよ」
「<タカマクラ>で<天日干し>ね。
明日、晴れるといいなぁ」
冷風乾燥

そして、本日のオマケ、
アジの刺身講座のはじまりはじまり〜。

アジの刺身講座
「まず、ゼイゴをとります」
頭を落として、内臓を取り出します
「頭を落として、内臓を取り出します」
背中から包丁を入れます
「背中から包丁を入れます」
骨をはずします
「片側も同じようにして、 骨をはずします。
この骨は、油で2度揚げすると
おいしくいただけますからネ」
骨を、そぐようにして取り出します
「骨を、そぐようにして取り出します」
開いたところ
「こんな感じ」
骨抜きで小骨をとっていきます
「尾びれを落としたら、骨抜きで 小骨をとっていきます」
皮は簡単にはがせます
「皮は、頭の方から簡単にはがせますからネ。
腹の、脂ののったおいしい身が外れないように注意して」
食べやすいように
「お刺身は、食べやすいように、包丁をいれます」
たたき
「たたきは、こんな感じ」
あさつきとショウガをたっぷり
「あさつきとショウガを、たっぷりかけてください」
「うわ。おいしそう!」


ということで、ふたたび解剖実験、ちがうちがう、
刺身づくりが一斉にスタート。
刺身づくりが一斉にスタート。
たたきに挑戦する人、
たたきに挑戦
手際よく刺身にして、記念撮影する人。
実に、いろいろです。
記念撮影
やはり、刺身は手早くつくって、
ささっと盛りつけたいものです。
(これ、ようちん作)
ささっと盛りつけ
ひと仕事終えた後、自分でつくった刺身と
ノブ大将作の刺身を食べくらべてみますと…
むむ! 同じアジなのに、
何でこうも違うんじゃ?
食べくらべ
まるで試食の時をねらったかのように
マウンテンマウンテンが登場!
もちろん、一緒にアジわいました。
マウンテンマウンテンが登場!
ノブ大将の置きみやげ、アジの酢〆は、
「2〜30分ほど酢に漬けて、その後1時間ほど
冷蔵庫でねかしてから皮をはぎ、
小骨をぬいて食べてください」
と言われていたのですが…。
アジの酢〆
あっという間に参加者のお腹の中に、
おさまりましたとさ。
あっという間に参加者のお腹の中に





干物づくりを通してわかったこと、それは
包丁によって
あるいは、包丁の使い方によって
同じ素材でも、アジが、いや、味がかなり左右されるということ。

気持ちよく、サッと切れるかどうか、
迷いなく、ササッと切れるかどうかによって、
間違いなく、味に差がでてくるのです。

味に差が

特に、刺身を食べくらべた時、その差は歴然、
そして愕然!
やっぱり、道具っていうものは、
お手入れしないとダメだと痛感した次第。

そうなるって〜と、今度は正しい包丁の研ぎ方を知りたくなったりして。
誰か、教えてくれない?
そうだそうだ、
今度は、ノブ大将のもうひとりの助手・ヒサトさんに、
包丁の研ぎ方教室、開いてもらおうかな!
ヾ(・・;)

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