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  家づくり体験コラム
『9坪の家 その後』 written
by 萩原修
05 2001/02/08 「9坪の家に住んでみませんか?」
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「次回の原稿のお願いですが、そろそろおうちでの生活のことも混ぜていただけたら、と思います。
いわゆる住み心地とか住まい方というものですね」と、このサイトの編集者 から注文が入った。
そう言えば、この連載のタイトルは「9坪の家 その後」である。
つまり9坪の家を建ててから、その家でどのような生活がおこなわれているのかをレポートせよと言うことだった。
あらためて、これまでの4回の連載を読み直したら生活の様子が ぜんぜん入っていない。ごめんなさい。
それでは、さっそく、注文に応じて、9坪の家の生活のはじまりはじまり。
9坪の家の朝は早い(と思う)。
寝ているのは、4畳半弱の畳の部屋。布団を4枚敷いて、家族4人が並んで寝る。
といっても2枚ずつ重ねて4枚なので、実際には、ひとつ の布団に大人と子供が寝ている。
組み合わせは、かみさんと次女のアオイ。ぼくと長女の スミレである。
いったいいつまで、この状態で寝るのが続くのだろう。
そのうち、「おと うさんと同じ布団なんかで寝れない」といいだすに違いない。
その日が恐いような・・・。
5時30分頃には、かみさんがひとりで起き出し、子供の二人分の弁当をつくり、朝食 の用意をはじめる(えらい)。
6時30分頃には、子供が起き出し、服を着替えはじめる。
なぜか小学校4年になる長女は、毎朝、2階にあるパソコンでメールチェック行う。
すで にメールのやりとりをする友達がいるらしい。
ぼくが起きるのは、時間は日によって違う が、いつも最後なのはかわりない。
従って、ふとんを押入にしまうのは、ぼくの役目にな っている。
運よくぼくの起きるのが早ければ4人いっしょの朝食となる。ほとんど和食。
ごはんとみそ汁と、納豆と焼き魚が定番である。
食事のときは、南側の障子をあけている ので、前の道を通る人からは丸見えである。
最初の頃はちょっとはずかしかったが、1年 以上たった今では、ぜんぜん気にならない。
まあ、そんなに人通りのある道ではないせいからかもしれない。
7時30分頃には、子供ふたりは、学校にでかける。
気が向けば、ぼくも一緒にでかける。でも、たいていは前の日に飲み過ぎで、 9時頃まで家でゆっくりしている。
9坪の家には、テレビもないし、新聞もとっていないので、ただ、ボーとしているか、雑誌でも読んでいるか、
パソコンのメールの返事を書 いているかと言ったところだ。
ぼくもでかけると、9坪の家にはいわゆる専業主婦のかみさんしかいない。
かみさんが 昼間ひとりで何をしているかは、知らない。
とここまで書いてきて、はたと気付いた。
9坪の家の生活って、そんなに特別じゃない。なんだかあまりに普通の生活だなあと思う。
よく「どうですか?9坪の家の住み心地は?」と聞かれる。
その裏には、この小さな家の暮 らしが想像できないか、きっと窮屈な思いをしているのだろうと考えているらしい。
ほんとに普通の生活のできる普通の家なんですよ。
住み心地最高です。
あなたも9坪の家に住んでみませんか。
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