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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
088 施工業者への支払い
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設計を進めてから施工業者に見積りをとります。
金額の調整をした後にお客さまと施工業者との契約を行いますが、
施工業者との支払い条件や支払いタイミングはどうなっているのでしょうか。
施工業者は家を建てるために、まず職人さん達の手配をします。
仮設の電気や水道から始まり基礎屋さんが基礎部分の穴を掘ったり固めたり。
職人さんは自分の範疇の仕事が終われば、施工業者に請求書を出します。
支払いは翌月以降になるのですが、お金は自社のストックや銀行から借り入れて賄っています。
いわゆる資金繰りです。
出来るだけお客様からのお金をそのまま職人さんの支払いに回したいのが心情だと思いますが、
お客様にも都合があります。
その辺を程よく調整したのが以下の具合です。
1.施工契約時
2.着工時
3.上棟時(着工からおよそ1ヶ月強後)
4.木工事完了時(着工からおよそ3ヶ月後)
5.建物引渡し時(着工からおよそ4.5ヶ月後)
1施工契約時に100〜200万円位、2〜5迄は残金を1/4ずつの支払いです。
契約時、着工時までは自己資金で支払い、残りを銀行ローンなどの場合は、
上棟時に合わせて融資実効にする必要があります。
全額融資か半分融資かによって翌月からの支払いの負担が違ってきます。
出来るだけ小出しに融資を受けたほうがお徳だと思います。
詳しくは銀行でお聞きください。
施工者側の資金面耐力がある場合、この支払いタイミングや支払い金額の増減も相談に乗ってくれることもあります。
この点も施工者選びのポイントの一つです。
銀行ローンの場合、建物引渡し時の融資実行は建物に抵当権をつけた後になります。
抵当権は保存登記をしないと載りません。
建築中に保存登記を進めても、引渡し時までには間に合わないため、
お客さまは銀行から金利を払って引渡し時にお金を間に合わせることになります。
いわゆる「つなぎ融資」です。
無借金経営の施工者ですと、交渉次第では引渡し後でも支払いを待ってくれる場合もあります。
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