  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
087 メーターモジュールのマジック
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前回、間取りの単位をメーターモジュールだと安くなるということを書きましたが、そのマジックを説明いたします。
とても判りづらいので、何度も読み返すと判るかも知れません。
家でコストのかからない部屋とは、あまり設備のない空間です。
具体的には洋室、納戸、書斎。そして大きな空間です。
ですから、洋室で10帖といった空間は安く作れます。
それに対してコストのかかる部屋とは、台所、便所、浴室です。
台所にはシステムキッチン、食器収納、便所は洗浄器付便器、手洗い器などの設備機器が存在します。
柱が部屋の中に見えてくる和室は、その中間といったところでしょうか。
1世帯住宅の場合、浴室、台所は1ヶ所で、便所は1、2階にそれぞれ2ヶ所が普通です。
建物が25坪でも40坪でも、この数はあまり変わらないと思います。
関東間で30坪の建物を設計すると、同じ間取りのメーターモジュールでは36坪程度になります。
浴室、台所、便所など設備の数が変わらなければ、その他材料が多少増えても坪単価が安くなるのです。

30坪関東間の家が1,800万円する時、36坪メーターモジュールの家は
1800万円+(6坪分の壁床天井材料代) で済むので、建築費から坪で割ると関東間より安くなるのです。
これは床面積が増えるほど効果が出てきます。
土地が大きく、建物も大きく作りたい場合には有効な手段だと思います。
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