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別冊 すまいや倶楽部通信
053 建てるときも、住んでからもお金がかからない家づくり No.2
主婦の友社「はじめての家づくり」No.23で「建てるときも、住んでからもお金のかからない家づくり講座」を
書きました。その内容を数回に分けて紹介させていただきます。
「打ち合わせ前の下調べでスムーズにプランニング」
■
ローコスト住宅を建てるのは、たいてい、小さい子供のいる世代の人。
建築家などとの打ち合わせに連れて行くと飽きてしまうため、
打ち合わせ時間は2時間程度
が限度です。
また、プランニングに長い期間かかると、竣工が子供の入学や進学に間に合わなかったり、
土地のローンの支払いも始まってしまったり。。。
といった問題も出てきます。
■
そこで、実際の打ち合わせにすすむまえに、雑誌や設計事務所のホームページなどを見て、
自分たちの予算でだいたいいくらぐらいの家が建てられるかの
相場感
を身につけましょう。
さらには自分たはどんな家を建てたいのかを夫婦で話し合い、
ざっとでいいので、希望を書き出してみることをお奨めします。
■
こうすることで、事前に頭の中が整理でき、夫婦間のだいたいのコンセンサスもとれるため、
実際の打ち合わせで密度の濃い話し合いが出来て、短期間で効率よくプランをまとめることができます。
こういった頭の整理をしておかないと、打ち合わせに行くごとに
「前回のあの部分はやはり変更したい。。。。」
などとなりがちで、時間や労力の無駄になるので注意を。
「コストダウンしてはいけない部分とは」
■
最も重要なのは安全面。
地盤調査
は必ず行いましょう。
調査会社に依頼すれば、安いところなら7万程度で調査を受けられます。
(更に10年間の保証がつくところもあります)
■
また、日本の夏は高温多湿なので、耐久性を高める為、基礎はベタ基礎に。
土台は地面から40cm離して
シロアリの被害を防ぎます。
■
そのほか広さや素材、設備など、
自分が特にこだわっている部分
は最初からあきらめないで。
設計者と話し合う過程で納得できればよいのですが、
どうしてもあきらめられないときは、ほかの部分でコストを調整しましょう。
「ローコストでも安心できる工務店選びのポイント」
■
「品格法」
により、建築業者は引き渡しから10年間、家が傾いたり雨漏りした場合、
補修や賠償などをすることが義務づけられました。
けれどその間に業者が潰れると保証を受けられないので、工務店を選ぶときは、
必ず「財団法人住宅性能登録機構」の
「住宅性能保証制度」
に加入しているか確認を。
加入していれば、万が一工務店が潰れても、住宅性能登録機構が同様の保証をしてくれます。
検査もきちんと入り、手抜き工事の心配もいりません。
■
また、設計事務所に設計を依頼した場合、工務店選びは、
いくつかの工務店から合い見積りをとり、そのなかで安いところを選ぶ、
というのがコストダウンのために良く使われる方法ですが、この方法が必ずしもベストとはいえません。
と、いうのは、見積りの安いところにこだわると、建築家との仕事になれていない工務店の場合も多く、
腕が悪かったり、建築家の意向がスムーズに伝わらないなどのデメリットが。
また、「どうせ安い仕事だから」と、現場の士気も下がりがち。
これに対して建築家が最初から、コスト、技術面ともに信頼できる工務店を選んで依頼すれば、
良心的な価格で打ち合わせに無駄な時間がかからず、正確に工事がすすむというメリットが。
■
ローコスト住宅の経験が豊富な建築家に依頼するなら、
工務店選びも建築家の意見を取り入れたほうが得策
です。
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