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 別冊 すまいや倶楽部通信


 047 「ゾーニング」について 2


前回のゾーニングのつづきです。

3階建ての場合
3層をどのように利用していくかがポイントです。
L、D、Kを2階にとると、上下階どちらからも行き来がしやすくなります。
ゆとりを生かして家族用と来客用にリビングを分けたり、
趣味室やファミリールームを設けるというのも、3階建てなら可能でしょう。
さまざまな構成が考えられますが、基本的には各階の用途を整理して、効率よくまとめることが大切です。

多層構造の場合
1階と2階の間に中2階を設けるなどして内部を多層化したスキップフロアは、適度
な間隔で層が分かれるのでつながりがスムーズであると同時に、空間の区分がしやすく、
各階で用途を明快に分けることが出来ます。
ゾーニングのポイントは、3階建てと同様、パブリックスペースを家族が集まりやすい位置に配することです。

2世帯住宅の場合
2世帯住宅は、かつての大家族同居とは異なり、
各世帯が独立性と協調性をもって暮らしていけることが前提となります。
そのパターンは、どこまでを共有するかによって大きく3つに分かれます。
それぞれにメリット、デメリットがありますから、敷地の状況、家族構成、2世帯のライフスタイル、
将来の変化などに考慮して、適切な形を選んでください。
ゾーニング上、共通していえるのは、うまく分離と融合が図れるように動線を考えること。
出来るだけおたがいの生活ゾーンを通らないで共有ゾーンや外部と行き来ができる形が望まれます。

併用住宅の場合
自営にしろ賃貸にしろ、自宅部分とはっきり区分できるようにゾーンを分けるのがポイントです。
玄関も別に設けたほうがよいでしょう。
なお、建築基準法では、第1種低層住居専用地域内に店舗や事務所等を併設する住まいを建てるときは、
その部分の面積が50平方メートル以下(駐車場を含む)に制限されます。
また、公庫融資を受ける場合は、
併用部分の床面積が自宅と同じかそれ以下という制限があるので注意してください。

限られた敷地の中に上手に各部屋を配置するのはなかなか難しいものです。
ある程度まとまった段階で、建築家やハウスメーカーや工務店に相談し、
法規のチェックや外構との関わり、予算との兼ね合いなどを総合的に見てもらったほうがよいでしょう。
その際は、どのような暮らしをしたいのか、といった家族の要望を相手にきちっと伝えることが大切です。
暮らしやすい住まいは専門家との共同作業なくしては実現しにくいものです。
積極的に話し合えば、また、正しい知識をもった専門家ならば、的確なアドバイスや提案をしてくれるはずです。


 
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