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 別冊 すまいや倶楽部通信


 040 そとまわりについて 2


デザイン的には、門柱と門扉、塀との調和も大切です。
門扉とカーポートの扉を統一するなど、デザイン、材質、色などにも配慮したいものです。
また、門の周りには、表札、郵便受け、インターホンなどの設備があります。
これらは基本的に使う人の立場になって位置やサイズを決め、
そのうえで、全体のデザインをうまくとけこませることを考えるとよいでしょう。
いずれにしても門周りは出入りする人にあまり威圧感を与えず、
暖かく迎え入れる様な雰囲気にしたほうが良いと考えます。
塀やフェンス、生垣はいわゆる外囲いの部分で、境界線を明確にすると同時に、
プライバシーの確保や防犯の役目もになうところです。
しかし、だからといって閉鎖的な囲いは社会と隔絶されたようなイメージを与えますし、
通風や採光の面でも障害になります。
出来れば玄関や庭が見え隠れするかたちがよいでしょう。
例えば、プライベートな部分は塀で隠し、他の部分は塀を低くするか、
フェンスの前後に花や緑を配するとうるおいが生まれ、好印象を与えます。
敷地に余裕が無い場合は思い切っても門や塀をやめて植栽だけで囲ってもよいでしょう。

カーポートは車一台分で3m×5mのスペースを必要とします。
道路巾が狭いほど広い間口が必要になります。
広い場所をとるので、早めに位置を決めることが大切です。
また、車が無いときに殺風景にならないように床の仕上げを工夫したり、
周りを植栽で囲むなどの演出の方法を考えます。
アプローチも一体にするときは特に大切です。
敷地に余裕が無い場合は建物の中にガレージを組み込むのも良い方法です。

玄関へのアプローチは道路と玄関を結ぶ導入路です。
門からいきなり玄関ではあまりに直接的で味気なく道路から玄関の中が丸見えになることもありますから、
適度の間を持たせることが大切です。
狭い土地でも、門と玄関の位置をずらせば、アプローチを確保することが出来ます。
角度をかえたり、カーブを付け、適宜、植栽を配するなど、通る人の目を楽しませるような工夫も望まれます。
床は、滑りにくい素材で仕上げるのが原則ですが、あまり極端に凹凸があるものは歩きにくく、
かえって危険です。
敷地と道路に高低差がある場合は階段状になり、階段のつくりによって変化を演出することも出来ますが、
安全性には特に配慮をします。勾配を緩やかにして出来れば手摺をつけましょう。
高齢者の方には、多少アプローチが長くなってもスロープ状にしたほうがよいでしょう。
また、足元がはっきりと見えるように、照明にも工夫が必要です。


 
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