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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
039 そとまわりについて
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住まいづくりの際には、室内のプランニングと同時に、
そとまわりのことも計画に入れておく必要があります。
住まいは建物だけで成り立っているものではありませんから、
周辺の環境にも配慮しながらそとまわりを含めてトータルで考えます。
門、塀などの外構は、敷地境界を明確にすること、プライバシーの保護、防犯、
防風、防音、防火、建物の保護などが基本的な役割です。
これらの機能を踏まえたうえで、バランスの良い構成を考えましょう。
最初に、建物の配置を決め、道路の室内、庭と室内とのつながりを検討し、
最後にそれぞれのつくりを考えるのが手順で、各部をつなぐ動線は、出来るだけ無駄なく、
不便にならないように計画するのがポイントです。
このように、最初はワイドな視野でみつめ、徐々に細部をつめ、改めて全体を見直すといった方法は、
住まいづくり全般を通じていえることです。
敷地は様々な表情をもっています。
建替えの場合は既に樹木があったり、敷地の高低差があることもあるでしょう。
しかし、これらは決して欠点ではなく、むしろそれだけで表情が豊かで個性的であるともいえますから、
長所を生かし、欠点をカバーすることをかんがえます。
周辺の街並みへの配慮も大切な要素です。
とくに外構は住まいの内と外との間にあるので、建物の個性を引き立てたりやわらげたりと、
環境との調整にも役立ちますから、状況にあわせて演出するとよいでしょう。
また、それだけに、せっかく美しく出来た建物のイメージを損ねることにもなり兼ねないので、
十分に検討する必要もあります。
社会と家庭を繋ぐ出入口としての機能のほか、玄関と同様に住まいの顔になるところですから、
住まいのイメージにふさわしいつくりが望まれます。
門の幅は、人の出入りだけであれば1.5mが標準ですが、車の出入りも兼ねるとなると3m以上は必要になります。
位置は出入りのしやすさ、道路の交通量、玄関とのつながりなどを考えて決めます。
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