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  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
038 階段、廊下について
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2階、3階と多層化した住まいでは、階段が日常生活の中で果たす役割は大きいものがあります。
一番合理的で機能的なのは、住まいの中心に設ける形です。
しかし、これは玄関の位置とも関連が深いので、あわせて考えなければなりません。
形は色々ありますが、安全性を考えるなら、途中に踊り場のある形が望まれます。
各部の寸法は、
幅75cm以上、踏面15cm以上、蹴上げ23cm以下
と建築基準法に定めれています。
が、これは最低限のものです。
安全かつスムーズに移動するためには、もっと余裕をもたせ、
手摺を設けることをお奨めします。
廊下も、法規上では幅75cm以上となっていますが、
利用頻度の高いところでは1m程度は欲しいものです。
床も階段の段板同様に、滑りにくいものが望まれます。
フローリングにするときは、滑りにくいスリッパを使用することも大切です。
廊下や階段は動的な空間ですから、ダイナミックな演出を楽しむには格好の場といえます。
手摺や階段のデザイン、照明器具などでドラマチックな演出を考えましょう。
廊下も、人の動きに沿う形で小さな額を連続してかけたりするとギャラリー風になりますし、
実用的に壁面を収納に活用してもよいでしょう。
また、2階の階段ホールや廊下の一部を広めにとって、くつろぎのコーナーにするもの良い方法です。
こうしたわずかな空間を上手に生かすことが、日常の暮らしに潤いをあたえることにもつながるはずです。
きょうはこのくらいで。。。
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