|
|
|
  建築家のコラム
別冊 すまいや倶楽部通信
015 断熱
|
|
以前、外断熱と内断熱について何回かお伝えしたとおもいます。
「両方とも一長一短があるのでどちらとも言えないけど外断熱のがお奨め」
とコメントしてましたが、同様な内容で朝日新聞に記事が載っていました。ご参考までに・・
以下
暖房を生かすも殺すも、家屋の「断熱」の出来次第だ。
断熱材で外側から家を包み込む外断熱と、建物の内側に断熱材をおく内断熱。
断熱工法には大きくこの2つがある。
欧米では外断熱が主流だが、(ここは私と解釈が違い、欧米は特に北の方は2×4建築なので
内断熱主流だとおもう)日本は9割以上が内断熱。
どちらが暖房効率に優れているか、議論が続いている。
データがある。
札幌市。
00年12月に建てられた外断熱マンションの住民は、昨年1月、灯油を111リットル使った。
これは付近の内断熱マンションの半分だった。
田中辰明・お茶の水女子大学生活科学部教授は、「断熱材で結露ができる内断熱では、
壁のコンクリートが湿りやすく、屋内の熱が外に逃げて部屋が外断熱より寒くなる。
暖房の量が増えるのは当然」と分析する。
一見よさそうな外断熱だが、問題もある。大規模な工事が必要で費用がかさむ。
さらに、内側の壁の蓄熱効果が高くなり、部屋が暖めにくく、冷めにくくなるというクセがある。
太陽の日差しで部屋を暖めるパッシブデザインを取り入れた東京都世田谷区の集合住宅
「経堂の杜」は、外断熱が裏目にでた。
昨年2月、日当たりのよい南の部屋は一日中、15度を切らなかったのに、
日の差さない北の部屋は10度以下で推移。
それでは、と暖房を入れようとしても、なかなか暖まらない。
「断熱」は一筋縄ではいかない。
|
|
|
|