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  建築家のコラム
『工夫のClip
Board』
11 自然との共生
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オール電化。
この言葉が、耳になじむようになって久しい。
先日、仕事の関係で太陽光発電について、改めて調べてみる必要があったので、
いろいろとメーカーさんとお話をさせていただいた。
我が家も建てるときに相当悩んだけれど、
当時設備費がかなりかさむ事、補助金が少なかったこと、予算に合わなかったこと等で、
環境云々よりも、目先の出て行くお金をとった形になった。
ただ、最近もうすぐ補助金が打ち切られるのと、だいぶ設備費が安くなってきているし、
当然、このままだと環境にも・・・、そして原子力発電の事故等見ていると、
自分でも、何かしなくては・・・と考えさせられる。
今年の夏はとても暑かった。 およそ100年ぶりとも言われる。
当然、エアコンもバンバンバン・・・だっただろう。
エアコンの室外機の熱も暑さの一原因とも言われている。
快適に慣れてしまった日本人。高断熱・高気密でエアコンつけて、環境は・・・・・。
ちょっと、我が家の例で考えてみよう。 平均的な方かはわからないが・・・
我が家の月のCO2 の総排出量を計算してみようかな・・・。
| 電気 |
400kwh x 0.36 |
= |
144kg |
| 都市ガス |
80m3 x 2.15 |
= |
172kg |
| ガソリン |
100L x 2.31 |
= |
231kg |
| 合計 |
|
= |
547kg |
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を排出したことになる。
うーーん、これがどのくらい減らせるのか?
まず、全て電気に頼ったら、ガスはいらなくなるので、172kgはなくなるが、
今まで、ガスでまかなってきた給湯関係は電気に頼ることになると、
電気はどのくらい増えていくのだろう? 倍ぐらいなるのかな?
そうすると、
| 電気 |
800kwh x 0.36 |
= |
288kg |
| ガソリン |
100L x 2.31 |
= |
231kg |
| 合計 |
|
= |
519kg |
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28kg減・・・
これがどの程度の差になっていくかわからないが、こんな家が100件集まったら、
2800kg 約3tの二酸化炭素の排出量を減らせるわけだ。
各自で発電すると、原子力発電にあまり頼らずに済むわけだ。
この設備に3khwを出力するためのものを設置すると、約200万程度の設備+工事にかかるようだ。
補助金は20−40万とのこと。
さて、環境には確かに良いのだろう。
1軒1軒が何らかの意識を持って行えば、きっと、地球も変わるだろう。
けれど、いま、この設備に投資をできるだろうか?と考えると、
申し訳ないが、情けないことに我が家はためらった・・・。
住宅ローンを抱え、教育費にもかかっていく昨今。ためらってしまう。
せめて、新築時にでも・・・と思っても、建てるのだけで精一杯の予算だったら・・・。
やはり、飛びつけない。
皆さんはどうだろう? どうするだろう?
行政はなぜ今、補助金を打ち切りにするのだろう?
技術も革新し、生産により価格も抑えられてきた今、環境に取り組んでいかなくては、
1軒でも多くの家で、自家発電などはおそらく必要なことだろうに・・・。
太陽光発電を進めるわけではないけれど、自分でできる何かを始めないと、
次の世代に地球を渡せないかも・・・。
自戒も含めて、なるだけ、自然と共生するその家、その家の方法を見つけてみよう。
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