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  建築家のコラム
『工夫のClip
Board』
10 お片づけ
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先日、ゴミの収集方法が変わるために、役所の方たちから説明があるというので、行ってきました。
参加している方たちは、ほとんどが高齢者の方たち。
若い方たちは参加しにくいのでしょうか?
時間帯は3回に分けて、日程も3日ほど予定されていたのだけれど・・・。
いろいろ文句を言う割には、こうしたものには参加しない人がたくさんいる。
自分達の街で、子供たちに引き継がれていくのに・・・。
さて、説明会の趣旨だが、分別の仕方が新たに加わったのだ。
リサイクル法を受けて、プラスチックゴミを資源として利用するため、
出し方出してよいもの、だめなものの説明だ。
一応は心得ているつもりだったけれど、”へーそうなんだ”、
”えーーこれも?”と思うものも、多々あった。
一度は、聞いておくべき説明なのだと思う。
文章を読んだり、リストを出されても、なかなか分別しにくいもの、
どの程度まできれいにして出すのかなど、理解しにくいとおもうから・・・。
ただ・・・これに対しての対処法、
つまり集め方や方法がなんとも付け焼刃といった感じがする。
確かに、経費削減なのに手間はかかるわ、人は足りないわで大変だとも思う。
また、土地の問題もありゴミステーションの場所で問題も多々あり、
頭を悩ませていることとは思う。けれど、役所側では”無理なんですよね”の一点張り。
無理なこともあるとは思うけど、
だからといってはじめから無理だからそれには手をつけずというやり方は、いかがかと思う。
今は、ゴミは決められたゴミステーションというところに出す。
でも、カラスやら出す人の良識の問題で、道路にゴミが散乱している。
誰もそれを掃除する人もいない。ゴミを収集する人も、散らばってしまったゴミは知らん顔。
ごみ収集日は街が汚れる日なのだ。ごみ収集日なのに・・・。
みんなは子供に”片付けなさい”というとき、片付けやすい環境を作っているだろうか?
しまうべき場所に物がしまえるように、環境を整えているだろうか?
おそらく、おもちゃはここ、本はここといった具合に、なるべく散らからないようにしているでしょ?
ゴミだった同じだと思う。
きちんとしたゴミステーションを整備すれば、
多少なりともゴミの日が街の汚れる日とはならないのではないだろうか?
街は、どんどん開発されていく。大きな区画が細分化されていく。
今まで、1件しか出していなかったゴミが、3〜4件増える。
法律的には500平米以上でないと、ゴミステーションの設置が義務付けられていない。
だから、法律のかからない程度の土地の開発なら、ゴミは増えても、ステーションはできない。
悪循環。
これを思うに、役所内で横の連携が取れていない気がする。
ゴミの問題が発生し、ステーションの問題が出ている。
土地がらみの問題だ。 増える人口。細分化される土地。
そのとき役所はごみ問題はゴミの係りだけで考え、土地の問題は開発関係や、都市整備、
建築指導課だけで考えているようでは、付け焼刃で根本的な街造りができないのではないだろうか?
役所のあり方もだいぶ変わったと思う。けれど、まだまだ全体の意識が変わらない。
危機感・・・1点で存在することは無いと思う。
かならず連携するものがあるはず。
”片付けろ”とただ言う前に、”片付ける環境”を提供した上での、”片付けろ”を言えるほうが、
面倒だろうけれど、根本的な解決だろうと思うのだけれどね。
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