すまいと トップページへ
建築家登録
エスクロークラブ登録
メールマガジン登録
資料請求  お問い合わせ  会社案内  サイトマップ  サイト内検索 by Google
つなぎ融資不要の住宅ローン『すまいと MONEY PLAN 』 エスクロークラブ 住宅ローンAtoZ 建築家 コラム&取材 コミュニティ
 
コラム&取材   トップページ >> コラム&取材 >> 建築家コラム >> 家づくりの会 連載コラム  
 家づくり体験コラム
 建築家コラム
 各業界コラム
 建築家取材
 現場取材
 

 建築家のコラム


 『家づくりの会 連載コラム』


 041 住宅なんでもQ&A(第15回)
土地についての基礎知識

回答者:吉原健一/光風舎一級建築士事務所

Q.現在、家づくりを考えており土地を探しています。
土地購入前に調べておいた方が良いことや、知っていた方が良いことなどあるでしょうか?

A.土地の条件は家づくりを行なうにあたり、建築面積(建物を屋根から見た水平投影面積)や
延床面積(建物の各階合計の面積)、家の構造、建築設備、建築基準法、周りの環境…等々
その上に建つ建物と大きく関係してきます。
事前に調べておいた方が良いことは数多くあります。
その中でも今回は敷地の地盤についてお答えしましょう。
地盤とは、地球の表面から深さおよそ100mまでの部分で、建物を建てる場合に関係してきます。

例えば建築面積約16坪の建物全体の重さは、木造2階建≒30t(600kg/u)
木造3階建≒45t(900kg/u)
鉄骨2階建≒38t(750kg/u)
RC2階建≒160t(3200kg/u)になります。
地盤はこの重量を負担することとなります。
地盤が“良い地盤”か“悪い地盤”かよく見極めて、基礎形式・構造を検討する必要があります。
軟弱地盤の場合、地盤沈下だけでなく、地震時の揺れが大きい、液状化、湿気が上がってくる、
建付け不良などの問題が発生します。


Q.場所によって、土地の強さが違うのでしょうか?

A.はい、まずは地名地番を調べてみましょう。
地名地番とは、現在の住所の昔の表記方法で法務局で調べることができます。
地名から、昔その土地がどんな場所だったかを知ることができます。

例えば水に関係のある地名は低地の場合が多いです。
川・池・田・沼…や鴨・鶴・鵜・亀・貝葦・井草・蓮…等水辺の動植物の名前、
水辺の物よりは堀・濠・堤・橋・舟、地形からは谷・淵・沢・窪・洲・瀬・溝等。
山手線で探してみると、渋谷・池袋・巣鴨・田端・鶯谷・田町・品川等が該当します。

必ずしも町全体がそうでなくとも、一画には軟弱地盤が潜んでいます。
例えば、港区の溜池は非常に地盤が悪いです。
逆に地盤が良いとされる地名は山・丘・台(青山・白山・代官山・青葉台・自由が丘)などがあります。


Q.土地を見に行った際の注意点は?

A.低地には雨水や地下水が集まります。
そして物質は水分量が多いほど軟らかくなるという性質を持っている為、地盤は弱くなります。
近くに水路があればそこが付近で最も低い場所です。

東京の呑川・北沢川・宇田川・烏山川などは、現在、地上部分は緑道となり、地下に水が流れています。
このような場所を暗渠と呼びます。
また近年宅地造成された土地等は、実際にスコップで掘ってみてゴミやガラが出れば要注意です。

逆に昔からの住宅地や周囲の庭に、ケヤキなど高木が根を張っているような場所であれば、
良い地盤といえます。


Q.軟弱な地盤には建てることができないのでしょうか?

A.そんなことはありません。
軟弱な地盤でも、土地の強さに合わせ基礎形式や構造を計画することにより丈夫な家が設計できます。
ただし極端に弱い場合は、地盤改良(地盤を強くする工事)や、杭基礎が必要となりコストもかさみます。
事前にスウェーデン式サウンディング試験を行うことをお勧めします。

検査は設計費とは別費用(3万前後)となりますが、設計者が手配しデーターを客観的に判断することが可能です。
その他に地質図、土地条件図、液状化予測図の各種地図で土地のおおよその状態が判断できます。
このような作業は基本的には専門家や設計者が行います。
しかしご自分の土地の歴史や状態を知っておくことも、家づくりの楽しみとなるでしょう。


 
Copyright © 2000-2009 Japan Housing Waranty co.,ltd. All Rights Reserved.   | 著作権 | リンク | 免責事項 | お問い合わせ |