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 『家づくりの会 連載コラム』


 021 住宅なんでもQ&A (第04回)

回答者:落合雄二/U設計室

Q.「民法234条に「建物の外壁は敷地境界線から50cm以上離さなければならない」とあります。
今建築中の隣の家は30cm程度しか離していません。これは違法なのですか?」

所長、同じような質問が目黒のY.Nさんや川崎のS.Hさん他、多数寄せられています。
アシスタントからの質問

設計者としては微妙な問題なので、あまり触れたくない話だけど、意を決してお答えしましょう。
通風や、軒の出、設備配管、そして建築中の足場のことなどから、勿論50cm以上離せれば
それに越したことはない。
でも、50cm以上離さなければいけないかというと、必ずしもそんなことはないんだよ。
所長の回答

でも民法で決まっているじゃないですか。
アシスタントからの質問

民法236条に「これと異なる慣習がある場合その限りではない」という但し書きがある。
つまり、近隣、特に隣家が50cm 以上離していなければ、自分の家も離す義務はない、
ということなんだね。
所長の回答

東京などのように狭い敷地がひしめいている地域では、
50cm以上離すってなかなか難しいですものね。
アシスタントからの質問

弁護士の先生の話では、この民法234条は都市部では「空文化している」とまで
おっしゃっているよ。
それから、建築基準法第65条では、「防火地域又は準防火地域で、外壁が耐火構造のものは
その外壁を敷地境界線に接して設けることができる」という民法と相反する法律があるんだよね。
所長の回答

「民法」対「建築基準法」ですね。どうなるんです? それは。
アシスタントからの質問

平成元年に最高裁の判例が出ていて、建築基準法の方に軍配が上がっているね。
所長の回答

話は戻りますけど、さっきの但し書、隣の家がしっかり50cm以上離していたら、どうなんです?
アシスタントからの質問

防火地域又は準防火地域で外壁を耐火構造で造っていなければ、
それはやっぱり50cm以上離さなければいけないよね。
所長の回答

相談者のY.Nさんの送ってくれた図面を見ると、Y.Nさんのお宅は木造で、
外壁は境界線からぴったり50cm離しています。でも出窓が結構いっぱい出てます。
その出窓部分では、20cm位しか離れてないようですよ。
アシスタントからの質問

民法では、外壁としかいってないけど、出窓部分も法の精神にのっとれば
当然外壁とみなされるから、これはお隣と五十歩、百歩というところだね。
所長の回答

長いお付き合いのお隣さんですしね。仲良くいきたいですよね。
アシスタントからの質問

そう、もともと民法は個人と個人の規律義務を定めた法律。
お互いに気持ちの良い暮らしを送りましょうということだから、法律論で勝った負けたということより、
感情的にわだかまりの残らない解決方法を見つけるべきだし、
特に敷地の狭い都市部ではお互いさまという気持も必要だと思うよ。
もし万一、50cm離せなくても、窓の配置や給湯機の位置など隣家の暮らしに
なるべく迷惑のかからない方向で建築を考えなければいけないよね。
所長の回答

狭い敷地ほど、設計者の真価が問われますね。
アシスタントからの質問

ドキッ!
所長の回答

 
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