建築家登録
エスクロークラブ登録
メールマガジン登録
資料請求
お問い合わせ
会社案内
サイトマップ
サイト内検索
by Google
トップページ
>>
コラム&取材
>>
建築家コラム
>>
家づくりの会 連載コラム
家づくり体験コラム
建築家コラム
各業界コラム
建築家取材
現場取材
建築家のコラム
『家づくりの会 連載コラム』
020 建築はチームワークだ! その2
田中ナオミ/田中ナオミアトリエ
ある現場での話。
背中に乳児を背負って片手に差し入れのお茶、片手にビデオを持って、
彼女は雨の日も雪の日も、とってもうれしそうに現場に通いました。
「ありがとう」を空気で伝えました。
私のクライアントで
「喜び病患者第1号」
ですが、御主人に見せる為でしょうか、
小さい声で「わあーこんなにステキですう!」とか言いながらビデオを撮っていました。
そしたらある日、部屋の中心に来る丸柱が「吉野の絞丸太」(床柱になるような材料)になっていて……。
棟梁が喜ぶ奥さんの顔を見たくて勝手に入れたんです。
勝手に入れたこととデザインの良し悪しはともかく、うれしかった。
もちろん柱はそのままで良いという話になって、今でもクライアントとそれを眺めながら
大笑いしています。
工業生産の住宅と大きく違うのは、名無しの権兵衛が各所を作っているわけではありません。
クライアントには、
職人さんの名前を聞いて写真を撮っておくと良いですよ
と助言しますが、
「それではさようなら」なんて挨拶をして現場を離れるわけではないので、
ある日その人はもうそこには居ない。
「ありがとう」って言いたかったってよく嘆かれます。
住宅が出来あがって住み始めてから、あの時あそこをやってた○○さん、って思えるのが
「気持ちの建築で創る住宅」
の面白さです。
人が好きじゃなければ建築家と住宅を創ろうなんて考えなかったはず。
気持ちのキャッチボールの上に設計は成り立つわけだから。
だからプロセスを楽しんでください。
彼らはとてもシャイだし、刺青が入っていたりして一瞬恐いかもしれないけれど、名前で呼んでみて下さい。
きっときっと「手」が答えてくれます。
チームワークです。助けたり助けられたり……。
みんなが一番力を出し合える環境づくりをしましょう。
住宅は、部品で構成されているわけではありません。
情報過多の時代。目先の新しい部品に惑わされることなく、
「手」の力・形に見えない「ハート」の力に目を凝らしてください。
『家づくりの会 連載コラム』目次へ
前のページ
次のページ
Copyright © 2000-2008 Japan Housing Waranty co.,ltd. All Rights Reserved.
|
著作権
|
リンク
|
免責事項
|
お問い合わせ
|