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『家づくりの会 連載コラム』
003 誰に頼んだらいいの?我家の設計者 その2
徳井正樹/ 徳井正樹建築研究室
― 直接対決?だから、視えてくるもの ―
そして次にすることは、メンバーの中からピンときそうな2〜3人と直接会って、
我が家のテーマをそのままぶつけてください。
そして「その反応を十分観察してください」。
直接自分の問い掛けに呼応した話を一般によくわかる言葉で答えてくれているか?
そのこと自体に本当に興味を示しているか?を一般社会人の目で嗅ぎ取ってください。
また、必ず実際に建てられた家を何軒か見せてもらうことをお勧めします。
そこに住まうご家族のお話もきっと参考になるでしょうし、何よりもその設計者の住空間を実体験することで、
初めて見えてくるものがたくさんあることに気づくはずです。
そして、それまでに聞いた内容と実例との間に感じたわずかな疑問でも、
遠慮なしに設計者に投げ掛けその回答に耳を傾けてください。
1年、2年と長い時間を共有しながら進めていく家づくりですから、
結果だけでなくその進め方やその過程で見えてくる本人の個性や癖なども大きな基準の一つになります。
― エネルギー ―
それらの直接的なバトルを何度か経ることができれば、
きっと不安なく“我が家の設計者”にたどり着くことができるでしょう。
今さらながらこう述べてくると、我が家づくりに欠かせないのは“エネルギー”だということを再認識させてくれます。
ましてや多くの場合、建て主の皆さんは初めての大仕事にむかう緊張感を抱えて、
そのパワーをひねり出しているはずです。
それを受け取る我々も、一軒一軒長い時間と大きなエネルギーを注ぎ込んで設計活動に向います。
一つの家族の家を設計することに喜びとロマンを感じながら。
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