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だまってられない!『辛口e時評』
047 “行政黙認”の違反建築???・・・ガセネタであることを信じたいが
[筆者・降圧剤 今回の血圧]
↑↑降圧剤↑↑=激怒
↑降圧剤↑=怒 ↑降圧剤↓=平常心 ↓降圧剤↓=リラックス
東京下町の某区では、建ぺい率の違反は、1割以内のオーバーなら役所黙認だという話を聞いたことがあります。
「マサカ?、そんなわけないでしょ?」と筆者。
「いや、ホント。役所が認めてる んです。絶対大丈夫なんです」
と自信満々なのは、区内で仕事をしているという工務店の社長。
違反建築の取り締まりが甘いから、結果的には黙認するのと同じだというのではな くて、
ほとんど公認に近い黙認だといいます。
行政のお墨付きというニュアンスで、 地元では常識だといわんばかりの勢いです。
「違反は違反でしょ、うしろめたくないんですか」の質問には、
「建て主に喜ばれ ることをやってるんですから」と悪びれる様子もありません。
本音は工事費を増やし て自分が儲けるためなのに、そらぞらしいエクスキューズです。
下町は狭小な敷地が多いので、建て替える時に都市計画の指定通り(合法的に)つ くると
前よりも面積が小さくなってしまうから、
それを救済するために行政が黙認し ているのだ、とまことしやかな解説をくわえます。
でも、それが本当の理由なら、違反を黙認する前に、都市計画の指定を変えるのが行政のするべきことです。
そうでなけりゃ正直者(真面目な設計事務所)はワリをく います。
実際、違反のできない設計者は融通性のない、大人げないヤツだという建て主もいます。
違反の摘発に甘く、完了検査を受けなくてもほったらかしの、そんな区役所でも、
きちんと完了検査を受けるものに対しては重箱の隅をつつくように厳しかったりします。
とはいえ是正命令をだせば、ツケは施工者でも役所でもなく、いつでも消費者が 払うことになるのです。
国土交通省の方々、もし「行政の違反黙認」が嘘だというなら、
某区の建築指導(違反査察)課に厳しい取締りをさせることで、証明していただきたいものです。
“屋上屋を架す”品確法を立法する一方で、末端では違法を見逃しているのなら、
建築行政はソートー変ですよ。扇さん!!!
(2003.04.01)
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