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だまってられない!『辛口e時評』
025 室内』の特集「ハウスメーカーに騙されるな」・・・売れ行き好調につき増刷、御同慶
[筆者・降圧剤 今回の血圧]
↑↑降圧剤↑↑=激怒 ↑降圧剤↑=怒
↑降圧剤↓=平常心
↓降圧剤↓=リラックス
山本夏彦さんが編集する老舗雑誌『室内』の11月号が増刷とのこと。
特集の「ハウスメーカーに騙されるな」効果のようです。
プロなら知っている(かも?)建築専門誌『建築ジャーナル』の杉浦登志彦さんが事務局長をつとめる
名古屋の「欠陥住宅をつくらない住宅設計者の会」が、建築ジャーナル社から出版した
『ハウスメーカー77社の個別診断』から30社を抜粋したものです。
各社の平均的坪単価、モデルハウスの坪単価、営業体制、現場監督が担当する現場の軒数、
契約書の添付図面、詳細見積りの程度などをまとめています。
営業社員の給料システムの項もあり、固定給何%+コミッション何%などと回答を得ていますが、
無回答のところもあって比較できないのが残念です。
コミッションの多いところは無理に成約を急ぐため、契約にまつわるトラブルも多いのですから。
しかし、もっと突っ込んでほしかったのは、建築確認申請上の「設計者」が本当に設計し(そんなわけネーカ)、
その建築士有資格者が事実上建築主と打合せをしているのか(そんなわけもネーカ)、
さらに工事監理を本当にやっているのか、どのくらいの頻度なのか、
建築主に監理報告をしているのか(とっくにネタは割れているんですがネ)ということです。
“欠陥住宅をつくりだす”原因の多くはこの点にあるからです。
営業マンが設計者にように振るまいながら、設計マガイの行為をして、
現場が始まれば工事監理を放棄している(工事監理者は名目だけ)ことなのです。
面白いのは、『プロが語る「ハウスメーカーのいろいろ」』のページです。
建築家齋藤孝彦さんは『客は賢くあれ』と題して、
「衣の既製品、ユニクロや無印良品は安くて良いデザインだが、
住の既製品メーカーハウスはデザインが悪くて高い」と指摘し、
林昌二さんは『ハウスメーカーは葬儀屋か』で、
「一旦頼んでしまえば面倒がないが、少々、或いは相当に値段が高い」と、
葬儀屋さんを引き合いにだして皮肉っています。
石山修武さんは『ハウスメーカーの住宅は化粧品と同じ』と、
信じられないほど原価の安い化粧品を例えにして、ハウスメーカーの住宅は管理価格であると断じ、
藤森照信さんは『願う、21世紀版「ハイムM1]』で、プレファブ創世記の名作M1を懐かしみながら、
今のプレファブ住宅を嘆いています。
この特集、結構面白いですよ。
(2002.04.15)
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