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だまってられない!『辛口e時評』
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だまってられない!『辛口e時評』
019 広告、PR”のまやかし・・・会社の内容とPRとは別ものか
[筆者・降圧剤 今回の血圧]
↑↑降圧剤↑↑=激怒
↑降圧剤↑=怒
↑降圧剤↓=平常心 ↓降圧剤↓=リラックス
JT(日本たばこ産業)のTVコマーシャルに、『あっ。ディライト!』というのがあります。
こどもや象や小鳥が登場するモノクローム風画面のイメージ広告です。
無批判に受け入れれば、環境に優しいコマーシャルと感じます。
でも冷静に考えると、「きれいなイメージを売りたいなら、タバコ売るなよ!」と言いたくなります。
一見できのいいCF(バレバレだからできは悪い?)ですが、むしろ逆効果です。
みどり安全の『ジャッペーン!』分煙システムや、
コテコテのキンチョールのコマーシャルのほうが、わかりやすくてよほど正直です。
後者のあのドロクサイセンスはたまりませんが。
筆者の事務所に相談にみえた、あるクライアントの訴え。
某大手住宅メーカーに計画を依頼したそうです。
その家庭は御主人が事故によって手足が不自由になり、車椅子も併用しています。
もちろんそのことは営業マンに伝えてあります。
しかし、提案されたカラープリントの一見豪華な図面の中身は、障害者への配慮のまったくない計画。
普通の廊下幅と、障害者でなくてもきつい勾配の、しかも折れ曲がり階段。
その上、建築的な工夫もデザイン的な工夫もない、素人目に見てもとても使えないしろものでした。
ちなみにこのメーカー、『メーターモジュール』をウリにして、バリアフリーを盛んに宣伝していた頃のことです。
いかに、本社営業部門がイメージを売ろうとしても、第一線ではこのていたらくです。
で、筆者が設計させていただくことになりました。
ゆめゆめ、PRにはまどわされませんように。
とはいえ、会社が大きいことと素敵なコマーシャルとに惹かれて、
大手住宅メーカーに頼む人が多い、ということはまぎれもない事実です。
なんとも悲しい。
(2002.01.18)
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