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 だまってられない!『辛口e時評』

 012 『セカンドオピニオン』をタダで求めないでほしい・・・専門家を信頼しきれない依頼主


[筆者・降圧剤 今回の血圧]↑↑降圧剤↑↑=激怒 ↑降圧剤↑=怒 ↑降圧剤↓=平常心 ↓降圧剤↓=リラックス

アメリカでは、かかっている医師の診断が納得できない場合、
第二の医師に意見を求めるという方式(セカンドオピニオン)があるそうです。
我が国ではなかなか定着しないようですが。

建築相談室での話。
ある建築家に頼んでいて設計はおおむね気に入っているが、
断熱と通気についてだけ納得がいかないので、意見を聞かせてほしいというのです。
つまりセカンドオピニオンご希望です。
状況は建築確認も下りて、施工者との契約も済み着工寸前の段階とのこと。

念のため、その設計者の名前を尋ねたら「なぜ知る必要があるのか!」と、いきなりの高飛車です。
頼んだ建築家を信頼していて設計も気に入っているというのなら、納得いくまで説明を求めるのが、
信頼関係を大切にする“スジ”だと思うのですが、ご本人はわからないようです。

しかも、その建築家の名前を伏せたいためか、
基本設計で打ち合わせたらしい簡単な平面図と断面図を持参しただけです。
第一の医師が調べたレントゲン写真やCTやMRIなどの検査データや診断書を持たずに、
第二の医師がいきなり相談されても、意見を言えるわけがありませんよね。
それらが用意されていたとしても、たかだか30分ぐらいで重要な判断ができるはずがありません。
しかもタダで。
無料相談室は「設計の添削をするためにあるんじゃない」って言いたい!。
家を計画するにあたって、200冊からの本を読んだとエラク自慢げでした。

ご当人はお気付きではないようですが、
中途半端な知識(コマッタものです)を詰め込み過ぎて頭がバクハツ状態のようです。
辛口e時評7で書いた『ネットのお尋ね者』に通じるタイプですね。
設計者の使い方の最も下手なタイプでしょう。

こんな身勝手なクライアント、ぼくなら引き受けないだろうなあ。

(2001.09.26)


 
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