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だまってられない!『辛口e時評』
005 きわどい販売手法2・・・『24時間風呂』の危うい売りかた 国民総“小原庄助さん”じゃないぜ
[筆者・降圧剤 今回の血圧]
↑↑降圧剤↑↑=激怒
↑降圧剤↑=怒
↑降圧剤↓=平常心 ↓降圧剤↓=リラックス
96年12月に、通産省生活産業局(当時)が「24時間風呂」について注意を喚起しました。
レジオネラ属菌が繁殖しやすく、危険だという警告でした。
この菌は肺炎等をおこすと、重症の場合の致死率が高いからです。
細菌性肺炎の死亡者の22%がレジオネラ属菌によるものだという報告もあります。
とはいえ、販売を禁止したわけではありません。
7、8年前、24時間風呂は「毎日の水替えが必要なく、いつでも入浴できて光熱費の節約にもなる」を
ウリにしてブームになり、警告が出された時点では大小100社近くが参入していたようです。
ばらばらの時間に、1日に何度も入浴するという大家族なら、そりゃお得かもしれません。
「レジオネラ菌に強く、水にフヤケない体質の、気侭なぐうたら家族」向きということでしょうか。
しかし、筆者は「小原庄助さんじゃあるまいし、24時間入浴したい家庭がそんなにあるはずもないし、
安全性や経済性にも疑問がある」として、クライアントには薦めませんでした。
あんのじょう、危険性が指摘されてからは一挙に販路はせばまり、多くの企業が撤退しました。
今では、「水替えをしなくて済むから、水道代も光熱費も節約できます」
というセールストークは使えなくなったはず。
強引な販売をして、こんどは国民生活センターから警告されなければいいのですが。
それでもほしい方は、安全性と経済性について、しっかりした説明を求め、
データを確認してから購入されることをお勧めします。
でも、あのしょーもないデザインも許せないんですよねエ。
浴室のデザインがだいなしになります。
隠ぺいすればともかく。
(2001.04.09)
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