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だまってられない!『辛口e時評』
003 “消費者としての”クライアント(建築主)へ…その3 設計監理報酬のこと
[筆者・降圧剤 今回の血圧]
↑↑降圧剤↑↑=激怒
↑降圧剤↑=怒
↑降圧剤↓=平常心
↓降圧剤↓=リラックス
設計監理報酬(いわゆる設計料)は、内容(質と密度)を考慮せず、
金額をうんぬんしてもあまり意味がありません。
少ない設計図で、工事監理もテキトウなら5%でも高いでしょう。
しかし、小住宅に数十枚の図面を描き、週に1回監理をすれば15%でも 厳しいものです。
ベテランの設計者でも真面目にこなしたら年に3〜4棟 設計監理するのがやっとです。
設計した住宅の数を自慢する人がいますが、それは自らの設計監理の質の低さを告白するようなもの。
設計料サービスという“商売”のやり方があります。
その典型がメーカーなどの設計サービスあるいは安い設計料ですが、
契約なしに図面を描いてボツになったとしても、
その費用は別の成約した工事に上乗せするのですから、痛くも痒くもありません。
ところが、「設計だけで食べている」はずの設計事務所にすら、
「敷地調査と、第1案まではサービス」などと公言してはばからないところがあります。
ボランティアでないかぎり、裏ではなんらかの方法でツジツマを合わせているはずです。
「仕事を取りさえすれば」という考えの設計者が、
果たして依頼主のことを真剣に考えて設計してくれるのでしょうか?
インターネットの無料プロバイダーが、加入者の伸びに悩んだすえ、
有料に変えて加入者を増やしているそうです。
「無料」が賢い消費者にうさんくさく 思われたようです。
まして、設計料サービスの裏のウサンクササは明々白々。
仕事を獲得するために“サービスで釣る”ような姿勢を批判しているのです。
依頼されてから、クライアントに同情して設計料を安くしたり、
ボランティアで引き受けることはあり得ることですし、それは批判すべきことでは全くありません。
(2001.02.23)
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